ピックアップを知ろう・ハムバッキング編 | エレキギター塾

ハムバッキング・ピックアップとは

ピックアップ、ハムバッキング1

ピックアップは磁石とコイルという単純な構造で出来ています。そしてそのシンプルなピックアップの元祖が『シングルコイルピックアップ』となります。シングルコイルは優秀なピックアップではありますが、構造上ハムノイズという雑音を拾ってしまうという欠点もあります。そこで登場したのが、「ハムバッキング」というシングルコイルを二つに組み合わせたピックアップです。通称デュアルコイルとも呼びますが、シングルコイルを直列に並べてもハムノイズの軽減は生じません。そこでピックアップの底面で、磁石のS極とN極がそれぞれのコイルのポールピースに接するように配置するようにしました。このように配置することで、電磁波の電磁結合という現象が生じます。この電磁結合による効果でコイルが拾ったハムノイズがそれぞれ打ち消しあってくれるというわけです。

 

ハムバッキングの特徴

 

ピックアップ、ハムバッキング2

ハムバッキングはもともとハムノイズを軽減させるために作られたピックアップですが、その副産物として出力パワーがシングルコイルよりも高いという特徴があります。具体的な音については中低音域が太く、ディストーション・サウンドとの相性が良いとされています。主にハードロックやメタル系のミュージシャンに愛用されているピックアップです。デメリットは出力パワーが大きい分、音が歪みやすいので高音域を綺麗に響かせたいという弾き方についてはシングルコイルの方が得意とされています。

 

利点

  • 重量感あるサウンドが得意
  • ハムノイズに強い

 

欠点

  • 繊細な表現は不向き
  • 音が歪みやすい

 

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