アルペジオのやり方
アルペジオは『分散和音』のことで、和音をまとめて鳴らさず分散して弾いていく奏法のことです。ロバラード系の伴奏によく使われる奏法です。アコースティックギターの場合はアルペジオは指で弾くのが一般的ですが、エレキギターの場合はピックを使ったアルペジオが主流となります。ゆっくり弾く分には難しくはないですが、スピードを上げていくと難易度は跳ね上がります。さらに歌いながらアルペジオを弾くとなるとこれはもう曲芸の領域になりますね。そういうわけでしっかり練習しましょう。
アルペジオを弾いてみよう
■アルペジオ練習 その1
コード進行はC→G→Am→G→Cとなります。アルペジオの弾き方についてですが、特に決まったルールは存在しません。僕の場合は低音弦から高音弦にかけてはダウンピッキング弾いて、一番音の高い弦はアップピッキングでターンしオルタネイトピッキング低音側に下っていく感じで弾くようにしています。
■アルペジオ練習 その2
コード進行はD→D→G→E→Cです。アルペジオの練習をすることでピッキングコントロールとコードチェンジの両方が上達します。最初はメトロノームでゆっくりとしたリズムから練習するようにしましょう。
■アルペジオ練習 その3
コード進行A→D→C→A。曲の最後にハンマリングオンとプリングオフによるオカズをいれています。単調なプレイもオカズを入れるとお洒落に聞こえます。ただし多用し過ぎると少しくどい印象を与えるので控えめに使用するようにしましょう。
■アルペジオ練習 その4
コード進行はハイフレットC→Dm→Em→F→Em→Dm→C。CコードやFコード等を押さえる時は薬指で3つの弦を全部押さえるようにするとスムーズに繋がるようになります。なれていない最初のうちはちょっと難しいかもしれませんが、中指・薬指・小指で3弦押さえるよりも中指のみで3弦押さえる方が色々と応用も利くのでおぼえておいでください。
アルペジオはリズムが命、メトロノームでしっかりリズムを刻もう!