タブ譜の読み方、音符記号について | エレキギター塾

楽譜の知識について

「エレキギターを弾くのに楽譜の知識って必要なの?」と思う人もいるかもしれません。実際のところ、エレキギターをおぼえるのに難しい音楽知識はあまり必要としません。楽譜が読めればそれにこしたことはないですが、エレキギターの場合はタブ譜の読み方と簡単な音符がわかればそれで十分です。あとは熱意と根気があればなんとかなる楽器だと思います。そういうわけなのでタブ譜と音符の知識だけはしっかりおぼえておきましょう。

 

タブ譜の読み方

 

■タブ譜の見方
タブ譜の読み方は簡単です。タブ譜では6線譜になっており、一番上の線が1弦、一番下の線が6弦を表しています。

 

そしてそれぞれの線に数字で押さえるフレットの番号が表示されています。図の例で言いますと、6弦開放弦(数字の0)→6弦3フレット→5弦開放弦→・・・といった具合に進行させていきます。

 

そういうわけで音符が読めなくても弾けるようようになっているのがタブ譜ですが、タブ譜の上に譜面がくっついてるので音符の知識も多少は必要となります。

 

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音符と休符

 

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最低限おぼえておきたい反復記号

 

■リピート記号(1)
真ん中にあるリピート記号まで弾いたら最初に戻ります。そして次からリピート記号以降へと進行します。例で言いますと1→2→1→2→3→4の進行になります。
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■リピート記号(2)
リピート記号にはさまれた部分を2回弾きます。弾いた後は2回目以降へ進行します。例で言いますと1→2→3→2→3→4の進行になります。
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■1番カッコ、2番カッコ
1番カッコの終わりは1へ戻ります。そして1番カッコを通りこして2番へと進行させます。例で言いますと1→2→3→1→2→4の進行となります。
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■D.C.(ダ・カーポ)
「D.C.(ダ・カーポ)」は最初に戻れの意味です。「Fine(フィーネ)」はここで終わるの意味となります。曲のすべてを繰り返し終えたら、Fineで終わります。例で言いますと1→2→3→4→1→2→3の進行になります。
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■D.S(ダル・セーニョ)
「D.S(ダル・セーニョ)」はセーニョ(Sに斜め線を入れた記号)に戻れという意味です。「Coda(コーダ)」はコーダ(Oに十字を入れた記号)に移動しろという意味になります。CodaはD.SやD.Cと組み合わさってることが多い記号です。この場合例で言いますと 1→2→3→4→5→6→3→4→7→8の流れになります。ここでコーダに移動するのなら1→2→3→4→7→8の流れになるんじゃないの?という疑問が生まれますが、音楽の記号では先に書かれた記号を優先するルールがありますので、この場合はセーニョマークが先に記入されているのでコーダにいかず先にD.S.まで曲を進行させることになります。
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エレキギターQ&A

 

Q.しかしエレキギターってなんで音が出るんだろう?
A.エレキギターにはピックアップっていう小さなマイクが搭載されてます。 このピックアップが弦の振動を拾い電気信号に変えて、ケーブル→アンプへと送る仕組みになります。つまりピックアップの性能で音が決まるといってもいいかもしれませんが、ケーブルとアンプの間にエフェクターを入れるのでパッと聞いただけでは音の優劣がわかりずらいというのもエレキギターの特徴といえます。

 

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