ギターをチューニングしよう | エレキギター塾

チューニングのやり方について

エレキギターはチューニング(音合わせ)をしないといわゆる『ドレミ』を弾くことが出来ません。1弦から6弦まで規則的にチューニングされた状態ではじめてエレキギターとして演奏することが可能です。変則チューニングというのも存在しますが、エレキギター初心者の間は通常のレギュラーチューニングさえ出来ていれば十分です。練習の始めには必ずチューニングをするよう心掛けましょう。

 

ギターのチューニングには電子式のチューナーを使う方法と、音叉を使ってするやり方の2種類がありますがエレキギターの場合は電子式のチューナーを使うのが一般的です。今回はBOSSのTU-8という電子式チューナーを使ったチューニングのやり方を紹介しています。

 

電子式チューナーの見方

 

■BOSSのチューナーの各部説明
チューニングのやり方1
①電源
②ピッチ(周波数hz)変更ボタン
③ノート変更ボタン
④ドロップチューニングボタン
⑤オープンチューニングの初期設定
⑥INPUT端子
⑦OUTPUT端子
⑧メーター
⑨♭と♯表示

 

レギュラーチューニング

 

6弦・・・E
5弦・・・A
4弦・・・D
3弦・・・G
2弦・・・B
1弦・・・E

 

手順①シールドケーブルをinputに差込み電源を入れる

 

チューニングのやり方2

 

エレキギターとチューナーを接続します。接続にはギターシールドを使います。接続したらチューナーの電源をオンにしましょう。

 

手順②ピッチボタンを440hzに合わせる

 

チューニングのやり方3

 

ピッチとは基準となる音のことです。440hzはA音(ラ音)になりますが、ピアノやサックスなどの楽器の場合はこの基準音が若干高い442hzとか443hzで設定されている場合があります。つまり他の楽器と競演する時は、他の楽器のピッチに合わせてチューニングする必要があります。今回は通常通り440hzでチューニングをしてみましょう。

 

手順③6弦からチューニングを開始する

 

チューニングのやり方4

 

チューニングは一般的に低音弦側から開始します。今回は6弦から始めるので『NOTEボタン』をクリックして『6E』を点滅させてみましょう。

 

手順④弦をはじきメーターをチェックする

 

チューニングのやり方5

 

弦をはじいてメーターの揺れ具合をチェックします。針が左に振れたら音が低い状態、右に振れたら音が高い状態です。針が中央位置に来て、下の『♭』と『♯』のランプの両方が点灯したらチューニングが合ってる状態となります。針が中央にくるようペグをしめたり緩めたりしましょう。

 

手順⑤他も同様の手順

 

6弦が無事チューニングできたら、残った他の弦も同じ手順でチューニングしていきます。一通りチューニングが終わったら、もう一度6弦からチューニングをやり直しましょう。こうして微調整チューニングを繰り返すことでより正確なチューニングに近づけていくわけです。

 

エレキギターQ&A

 

Q.ギターの弦って張りっぱなしでいいの?それとも緩めるの?
A.古いギターは張りっぱなしにしておくことで、ネックが反ってしまったという話があります。 しか今売られているギターはまともなメーカーの製品であれば、トラスロッドが内蔵されており調整ができます。またギター自体もそれほど反らないように作られていると思うので、基本的に張りっぱなしでOKです。ただし長期間使わない場合はペグ一回転くらい緩めておくといいでしょう。

 

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